久しぶりにDVD借りてきました。
ヒューグランド主演の「NINE MONTHS」お気楽なラブコメディです。 1995年 アメリカ 監督:クリス・コロンバス 出演者:ヒュー・グラント 、ジュリアン・ムーア 、トム・アーノルド 、ジョーン・キューザック 、ジェフ・ゴールドブラム 、ロビン・ウィリアムズ まあまあでしたね。ちょっとドタバタが過ぎるような。 ストーリーは安定した仕事と物分りのよい恋人を持ち、ポルシェを乗り回すというオシャレな独身貴族生活を楽しむ主人公が、恋人が妊娠したことで大パニックをおこしてすったもんだというもの。 気持ちはわかりますね。子供はエイリアンのようなもの、突然大人の生活に侵入してきて、大人の生活をのっとりにかかる、その自己中ぶりには誰も抵抗できない。これを許すには「愛情」という目に見えないものにどっぷりつからなくては、耐え切れるものではありません。 おなかにエイリアンをかかえてしまう女と、それを見ているだけの男とでは、タイミングが合わないのは仕方ないですね。 アメリカ映画なので、「こどもは素晴らしい、男は女を支えて当然」的なメッセージがどぎつく描かれ、それに英国人の主人公が乗り切レズ、右往左往する様はなかなかおもしろいものでした。 以下、ネタバレなので・・・。 結末はお決まりのハッピーエンド、あまりの物分りのよい主人公にちょっとがっかり。 もっともヒュー・グランドのキャラクターにはぴったりの役でした。ハンサムで、真面目、とても優しくて、でも気弱な優柔不断男。実は私、この手の男性に弱いんです。ここに、手のひらを返したような冷たさを加えるとめちゃ、理想のタイプになってしまう・・・抵抗できないかも。 恋愛において 「冷たさ」という要因はけっこう重要かなと思ってます。 ひたすら追いかけられたら、逃げたくなるのが人情で、そういう意味では「ストーカー」なんて、好まれるわけがないんですよ。たまには「そこまで愛されるのが幸せ」なんて言い方をするタイプもあるようですが、理解できないなあ。 映画では女性の方が、彼の優柔不断ぶりにキレて、引導を渡そうとしたところ、男性側、見事に追いかけモードに入ってました。これが、「結婚してくれなきゃ死んでやる」だったら、逆に逃げにかかっちゃったかもね。 秋は映画の季節だなあ。しばらく見てなかったので、気になる映画がたまってます。 やはり、時々はこういう時間も作らなきゃね。
by bakusdream
| 2005-10-09 08:31
| 映画・ファンタジー
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